臨床心理、病気ならば一定の流れがあり、認識も察知もしやすい。
ある数量を観察し、状況を把握していけば、その流れをつかみやすい。
しかし、病気のようで病気ではない心理的事象は、社会や環境によって影響を受けるので状態像が捉えにくい。
状態像を正確に捉えないと、対応が正確にできない。
殆どの心理カウンセリングは引き延ばしのような時間稼ぎのようなものが非常に多い。
社会状況の変化は、40代以上のひきこもりの増加や急激に増えつつある、小学生の不登校相談である。
小学生の不登校相談の伸び率は、虐待相談の伸び率と変わらぬ、右肩上がりで急増してきている。
雇用機会均等法が出来てから30年が過ぎ、その頃、大学を卒業した者は50代になった。
男女とも均等に働く時代、常勤同志の経済的には安定した家族、非常勤同志の不安定な家族、
充分に社会環境を整えずに施策が行われあるから、「子どもを預けられず、死ぬことしか」なくなる保育施設の不足。
格差は拡がる。
身なりははきちっとしているが、大学生の親かと思われる小学生の不登校の母親ら、
母性に乏しく、イエス・ノーだけで動く、女性とは思えないビジネスママ、
同じように男もみな同じ、生きることが分かっていない。
もう、ひとではない、これでは子どもが育たない!
共働きなのに経済的に苦しい家族
子どもらは勉強に興味を感じず、ネットゲームで遊ぶ。
出来合いの総菜で育つ、困ったものだ!
国会の中継討論を聞いていると、どこの国の話と思ってしまう。
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